リコーダーフェア2018 宮地楽器小金井店ショールーム 7月6日(金)~7月8日(日)
今年で14回目となる宮地楽器のリコーダーフェア。
思いきり楽しめるフェアを目指して毎年スタッフ一同奮闘しておりますが、今年も宮地楽器オリジナルリコーダーの第3弾や、フェア前にリコーダーの歴史や種類を学ぶ講座など、新しい要素満載でお届け致しました。
イベント
6月27日(水)リコーダーを“識る”講座
『90分で分かるリコーダーの全て』
宮地楽器では初めての、リコーダーだけに焦点を当てた講座が実現致しました。
大学で音楽史の講師も務める中川先生が、歴史の中のリコーダーの役割はもちろん、絵画や映像からもリコーダーに隠された様々なメッセージを読み解き、非常に興味深い内容でした。
7月5日(木)第33回
『リコーダー大合奏を楽しもう!』
今回の参加人数は37名で、和気藹々とアットホームな雰囲気で大合奏を楽しみました!
- 曲目
- 夏のカノン(新倉 健)
- 4つのプレイフォードの舞曲(M.ホール編)
- サスピション(G.シャノン)
今回は初めて参加される方も多く、松浦先生の指導にもより一層熱が入っておられたようです!
夏のカノンは非常に技巧的でややこしいリズムや休符が特徴的ですが、練習の最初は悪戦苦闘をしながらも、最後には素晴らしい演奏に仕上がりました♪
毎年リコーダーフェアの前日に開催される大合奏ですが、参加された方はフェアの前日からリコーダーをお求め頂くことができます♪
お目当てのリコーダーがある方はこのイベントに参加することで、より種類が豊富な中から選ぶことができるのでオススメです!
おかげさまで今回も大盛況で終了致しました。
皆様のご来場、心から感謝申し上げます。ありがとうございました。
●当日の演奏をお聴き頂けます
夏のカノン(新倉 健)
次回日程
次回の第34回
『リコーダー大合奏を楽しもう!』は、
11月29日(木)です。
皆様奮ってご参加ください。(ご予約はお早めに!お申し込み開始は10月1日を予定しております。)
皆様のお申し込みを、心よりお待ちしております。
7月6日(金)~8日(日)リコーダー職人
徳永氏によるリコーダー点検・調整会
毎年すぐに予約でいっぱいになってしまう点検・調整会。
今年も満員御礼でした。
愛器のチェックも目の前で行ってもらえると安心です♪
職人の徳永さんはときには楽器のお買い替えを悩んでいる方と一緒に吹いてアドバイスをして下さることもあり、一人のリコーダー愛好家としても頼りになる存在です。
7月6日(金)初日特別コンサート『リコーダーアンサンブルで楽器を知ろう!』
フェア初日には様々な音域の楽器を使い、アンサンブルを聴きながら楽器について知ることのできるコンサートを実施致しました。 曲順はお客さんにくじを引いてもらって決めるというユニークな方法で、和やかな雰囲気の中楽しく演奏して頂きました。
- 曲目
- ハイドンの笛時計の音楽
- バッハのトリオソナタより 他
7月7日(土)宮地楽器川端りさ講師による
リコーダー選定会
中学校器楽教材にも載っている川端りさ先生による選定会。
ご希望の材質・予算などに合わせてピックアップした先生おすすめの楽器を、1本1本丁寧に説明していきます。
息の入れ方なども考慮しながらアドバイスしていきますので、
とても安心です。
7月7日(土)アマチュア団体による
夏のミニジョイントコンサート
毎回ご出演頂いている常連さんから、初めてご出演の方まで、全7組の方に演奏をして頂きました。それぞれ個性豊かな団体さんが集まり、大盛況のうちに幕を閉じました。
ご参加頂いた出演者の皆様、聴きに来て下さった方々に改めて御礼申し上げます。
今回ご出演下さった団体さんは以下の通りです。
風花
目黒リコーダーオーケストラからの有志メンバー!
様々なジャンルの曲を、トップバッターにも関わらず堂々と華麗に演奏してくださいました。
リコーダーアンサンブル・YUZU
初めてのご参加♪
8名という大人数での演奏でしたが、息がひとつになり、臨場感のあるとても美しいアンサンブルでした。
Lamhide
今年1月のジョイントコンサートに引き続き、新たなメンバーでご参加♪
ご自身でリコーダー2本用にアレンジされた曲も、しっとりと澄んだ音色で演奏してくださいました。
笛女
ジョイントコンサートの華!
花の妖精のような素敵な衣装で、見た目にも楽しい、明るく息の合った演奏をしてくださいました。
トレ・ピーニ
初めてのご参加♪
まるで教会にいるような美しい響きでバロックのソナタを演奏してくださいました。
リコーダー・アンサンブル・プラセボ
ゼーレン・ジークといえばこの人たち!
とても安定感のある演奏で、リズミカルで細部まで音楽的な表現が美しく、引き込まれました。
柴谷 健
夏の皆勤賞!
今年は本格的なバロックコンチェルト!さすがのテクニックに魅せられる、圧巻の演奏でした。
タンポポ・リコーダークラブ
初めてのご参加♪
先生と中学生の可愛らしい生徒さんで、息ぴったりの演奏をしてくださいました。
ル・トリオ・モント
点検会の職人:徳永さんご出演!
徳永さんが作ったヴォイス・フルートも使用し、ハイレベルな大曲を見事に演奏してくださいました。
宮地楽器講師による
『デュオの楽しみ、デュオの可能性』
宮地楽器講師 倉林先生/中川先生ご出演。
息ぴったりの演奏もさることながら、思わず笑みがこぼれる楽しいトークで盛り上げてくださいました。
こちらのコンサートはまた来年のフェアで開催予定ですが、大元のイベント『アマチュア団体によるリコーダージョイントコンサート』の
第5弾が2019年1月26日(土)に開催されますので、ぜひ奮ってご参加下さいませ。
お申し込み受付開始は10月1日(月)を予定しております。
7月8日(日)リコーダーとチェンバロによる
ミニ・コンサート「笛の弁論術」テレマンのリコーダー音楽Ⅲ
宮地楽器のリコーダーフェアといったらコレ!
製作家の久保田さんが作った本格的なチェンバロの音色をバックに、バロックピッチリコーダーの美しい音色が響きます。今年は2016年からお届けしているテーマ『笛の弁論術』の最終回でした。
45分程度のミニコンサートですが、聴き応えは十分!難曲にお客様からもひときわ大きな拍手が送られました。
- 曲目
- リコーダーと通奏低音のためのソナタ ハ長調 TWV41:C5
- リコーダーと通奏低音のためのソナタ ヘ短調 TWV41:f1
宮地楽器オリジナルリコーダー第3弾
毎年ご好評頂いております宮地楽器と鈴木楽器による共同製作リコーダーの第3弾を製作・発売致しました!
今年は昨年大変ご好評頂きました御蔵島黄楊を材として引き続き採用し、英国オクスフォード大学秘蔵のベイト・コレクションの図面をもとに、リコーダーの名器ブレッサンをモデルとしたモダンピッチソプラノリコーダーとアルトリコーダーを製作致しました。
特にソプラノリコーダーのブレッサンモデルは実在するものがなく、実際に製作するのはこの宮地楽器オリジナルモデルが初めてという、記念すべきリコーダーとなりました。