中川つよし講師監修 宮地楽器オリジナル
モダンピッチリコーダー
2017

創業100周年の感謝を込めて、
コストパフォーマンス抜群のリコーダーを発売!

今や宮地楽器オリジナルリコーダーのトレードマークともなっている御蔵島黄楊を初めて使い、初心者の方でも音が鳴らしやすいモダンピッチソプラノとアルトを製作しました。初めての木製リコーダーとしても、練習用のサブ楽器としてもお勧めの1本です。

  • ソプラノリコーダー MSRS-1025 62,700円(税込)
  • アルトリコーダー MSRA-2025 94,600円(税込)

御蔵島黄楊

海外メーカーにはない、日本ならではの木材『御蔵島黄楊』。
製作担当の鈴木楽器の徳永氏に、御蔵島黄楊の魅力と宮地楽器オリジナルリコーダーの
お勧めポイントを解説して頂きました!

徳永 隆二氏

宮地オリジナル第2弾を作るにあたり、この御蔵島黄楊に着目しました。なんといっても日本の木であり、リコーダーの材料として非常に適している点、見た目がきれいなこと、正真正銘黄楊(boxwood)、というところが気に入りました。

実際に材料を見てみると、とても綺麗な色と木目です。その特徴を活かすため、着色は行わず、オイルフィニッシュとし、木肌を見せる仕様としました。

2016年発売『MSRA-2105』の製作打ち合わせの様子。
【左】中川氏【右】徳永氏

宮地楽器オリジナルリコーダー
お勧めポイント

下の図右の図を見てください。この図は、フレデリック・モーガン(世界的に有名なリコーダー製作家)がオリジナルのリコーダーを測定して描いた図面で、中部管の上方を示しています。そこに指孔が描かれていますが(図の赤丸部分)、内径に向かうにつれて少し広がっているのがわかると思います。これをアンダーカットといいます。

フレデリック・モーガンによる図面
※画像をクリックすると拡大します。

このアンダーカットは、音程調整を行うため、音色をまとめるため、に行います。宮地楽器オリジナルリコーダーは、すべてこのアンダーカットが施されています。皆さん、フェア出展のリコーダーにアンダーカットがされているか着目してみるのも面白いですよ。ただし、アンダーカットがされているからといって、それが絶対にいいとは限りません。 アンダーカットがされていてもされていなくても、ご自分で試してみて、気に入った楽器を選んでください。

この宮地楽器オリジナルリコーダー、あなたとの素敵な出会いにより、これからのあなたのリコーダーライフをキラキラと輝かせてくれることを願ってやみません。

宮地楽器オリジナルリコーダー ラインナップ